MPC-co-BMA polymer コーティングを施した神経電極表面におけるタンパク吸着・炎症に関する基礎的研究
谷口 徳恭  (指導教員:阿部 裕輔助教授,満渕 邦彦教授,鈴木 隆文講師/生体機能制御学分野

研究概要
長期にわたる神経活動計測を行うには,周囲の組織が電極を異物として排除しない必要があります.この反応に関与するタンパク質の吸着をる目的で,MPC-co-BMAポリマーを電極にコーティングしました.組織化学的解析により,炎症や異物認識の少ない電極であることが解明されました.

タングステン電極を24週間埋込んだ組織像
修論の感想
神経電極の研究には,工学,化学,生物学的なアプローチが必要な学際領域です.微細加工技術だけでなく,組織やマテリアルの側からの研究をする人材が必要だと思いました.

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